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みん公第88回はプレゼンテーション試験にフォーカスします。 プレゼンテーションは今後導入自治体が増える見込み。 動画では、プレゼンテーション試験の概要、求められる能力やポイントについてお話ししています。 民間志望者や社会人が得意とする試験種なので、公務員受験生は負けないように早めに取り掛かりましょう。
・まだまだ導入している試験は少ないが、これから増える。公務員になってからプレゼンをする機会は多いので、入り口の段階で課している。新方式や行政Bなどの新区分で導入され始めている。
・趣旨は民間志望者や理系にも受けやすいようにするということ。ガバメント(統治)からガバナンス(共治)への流れに合わせるため。
東京都Ⅰ類B(新方式)では、一次試験で都政課題に関するプレゼンテーション・シートを作成し、二次試験でこれに基づき5分間のプレゼンテーションを行う。行政課題に対するプレゼンなので、結構高度。
特別区Ⅰ類では、冒頭3分間でプレゼンテーションを行う。挑戦したい仕事、特徴、志望動機を織り交ぜる(項目は年によって微妙に変わる)。自己PR型。
プレゼンテーション試験は、人に物事を伝える能力をはかる試験と言える。話す人によってプレゼンテーションの聞こえ方は全然違うので、総合的な人物評価になる。
プレゼンテーションでは、要旨の明確性、論理性などを見る。しゃべれればよいという問題ではない。表現力(同じことを話していても人が違えば印象も異なる)はもちろん、構成力(構成力=論理性である)が命。見出しを作って項目を先に話して説明すると、安心して聞いてもらえる。
どこかで個性を出せればよりよい。プレゼンテーションはインパクトが大事。