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みん公第113回は国税専門官のことを語るッ 今回は併願先としても人気の国税専門官について話しますッ! 国税専門官の役割や国税専門官試験の特徴(クセのある教養試験や小論文がないなど)もお話しします。国税専門官は近年大量採用が進み、ニーズが増えています!色々なドラマのモデルにもなっており、「カッコイイ縁の下の力持ち」というイメージの国税専門官について知ることができるので、ぜひご覧ください!
国税専門官はキングダムで例えると、不器用だけど正義感の塊ー王賁ー
つまり、税務のスペシャリスト。
勤務先は全国12の国税局及びその管内の税務署。転勤は採用管内である。
法律・経済・会計等の専門知識を駆使して、適正な納税を促し、租税収入の確保に関する仕事に携わる。
①国勢調査官:適切な納税申告が行われているか調査・検査・指導を行う。骨が折れる仕事で細かい作業が多いが、直接納税者と話したりするので人物がしっかりしている人が向いている。
②国税徴収官:滞納された税金の督促、滞納処分、納税に関する指導を行う。
③国税査察官:いわゆる「マルサ」。脱税容疑者に対する強制調査を行い、差し押さえや告発を行う。
・トッカン~特別国税徴収官~(主演:井上真央)
・チェイス~国税査察官~(主演:江口洋介)
・ナサケの女~国税局査察官~(主演:米倉涼子)
・マルサの女
国税専門官は仕事がわかりやすく描きやすいので、ドラマや映画のモデルになることが多い。
ここ数年、大量採用が続く。これからは副業、兼業ができて確定申告をする人が増えたり、外国人が増えたりする時代なので、税金関係の仕事は増えてくる。そのため、国税専門官は公務員にしてはめずらしく大量採用が続いており、受かりやすい!
教養試験は知能重視。難易度は比較的簡単だが科目による(時事は難しい)。とにかく国税専門官試験はクセがあるので、国家一般職よりも解きづらいと言う人もいる。
・専門試験が教養試験の1.5倍の配点なので、専門試験をがんばることが大事!
・商法(2問程度)や会計学(簿記を含む、8問)を勉強する必要(必須回答)がある。しかしこれらを捨てても合格できるレベルではある。
専門記述がある。専門記述は一次合格者を対象として、最終合格者の決定に反映。
科目は憲法、民法、経済学、会計学、社会学だが「経済」で書く人が大半。経済は択一のレベルで解けるので、記述用の対策はあまりしない人が多い。憲法は予備扱い。
専門職に共通だが、小論文(教養論文)がない。小論文が苦手な人には国税専門官がおすすめ。
面接では資質を見られる(身体検査あり)ので、国税専門官の仕事をしっかり調べておこう!
説明会に参加して、イメージを沸かせたうえでやりがいを見つけていこう!