「公平に情報を届ける」をテーマに公務員試験合格に役立つ情報を発信していきます
第79回は勉強のカガクと題したシリーズの第一回。 受験生が陥りやすいお悩みに科学的にアプローチしてみようというシリーズです。 今回は小さなことをつい先延ばししてしまう「回避行動」を公務員試験に当てはめて解説してみます。 受験生活で経験する勉強の悩みは漠然としていて実体がつかみにくいですが、科学に裏打ちされた”あるある”だと分かれば、対策も立て易くなりそうです。
回避行動は心理学用語だが、科目が多く期間が長い公務員試験では、常にみんなにつきまとう。
目の前の小さなことを先延ばし回避すると、小さなことがどんどん積もっていき、負のプロセスを生んでしまう。
①まず気持ちが沈む(小さいこともできないのか、という自己嫌悪)
②そのうち嘘をつく、言い訳をする
③人をねたむ、自分で壁を作ってしまう
④壁を越えられない
⑤コンプレックスになる→性格になり、解消できなくなる
回避行動をとれない環境に身を置くことが大事。下の物理的強制と心理的強制は両方ともやったほうがよい。
物理的強制…自習室や図書館で勉強、スマホの電源を切るなど。自分に合った方法を早めに見つけよう。
心理的強制…目標を書いたメモを見る、親に弁当を作ってもらう、苦手な教科を先にこなすなど。