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第7回動画ではなかなか実態の掴みにくい地方公務員事務区分の仕事内容を寺本先生が3つに分けて分かりやすく解説します。 地域を守るイメージが強い公務員ですが、シティプロモーションなどに代表される「攻めの行政」の側面も!? 公務員の異動やリストラ、離職率などの待遇についてもお話ししています。
動画のテーマは「公務員の仕事内容」ですが、これだけだと広すぎて一概に言えません。
人が生まれてからなくなるまでの全ての過程に公務員の仕事があると言われているほど、公務員の仕事内容は幅広い。
今回は人気があり、イメージが湧きやすい地方公務員事務区分の仕事内容について考えてみる。
困っている人を助ける、社会的弱者に手を差し伸べる仕事は公務員の得意どころ。
年金や少子化対策、外国人対応、中小企業の支援など、民間企業が出来ない仕事に取り組みます。
この仕事は公務員の仕事としてイメージしやすいですよね。
花形的な職業で、地域を活性化するための仕事。
町のPR、観光PR、都市計画、移住促進など、公務員試験受験生に人気の仕事。
広報課やシティプロモーション課が取り組んでおり、国際会議の誘致などで高い英語力が求められるような場合もある。
地方公務員の仕事③地域の根幹を支える仕事
公務員の仕事には泥臭い一面もあります。
税務、災害対策、水道、教育、警察など、人の生活の根幹、生命、生活を守る仕事。
民間企業には手を出せない仕事であり、大変だけど超重要。
異動はある職種とない職種に分かれる。
異動があると言われる国家公務員でも総合職と一般職で異動の状況は違う。
比較的移動が少ないと言われる都道府県庁でも転居を伴う異動がある場合もある。
地理的な要素も大きく、広い土地を持つ北海道や、都内でも島を持つ自治体などは面接で異動について聞かれることもある。
リストラはなく、今のところ離職率も低い。
公務員の離職率は民間の10分の1程度と言われているが、これから変化の可能性あり。
民間との交流の活発化や副業の解禁などで働き方が変わる可能性もある。
離職率を公務員になるための指標にするのはあまり意味がないかも。
公務員に興味を持ったら、職務の内容や民間との比較についても知っておいて欲しい。
しっかりと情報収集をして志望先を考えよう。