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労働基準監督官は不適切な労働を課す事業者がさらに増えるかもしれない今後、活躍が期待される職種です!労働基準監督官の役割や労働基準監督官試験の特徴(法文系と理工系の区分があるなど)をお話しします。労働基準監督官はキングダムでいうと、悪いやつは死の淵まで追いやる-蒙武-。近年採用が増えており、これからますます注目の労働基準監督官について知ることができるので、ぜひご覧ください!
・働く人々の安全と健康を守るプロフェッショナル。
・勤務先は全国の労働基準監督署。
・異動は約1~3年ごとだが、全国転勤はなくなってきているので、安心してできる仕事に変わりつつある。
・頑張れば署長等労働基準行政機関の幹部になれる(垣根がない)、フェアな世界。
・職務内容は多岐にわたる。立入調査を行い、労働条件の確保・向上、働く人の安全や健康を図るための仕事が多い。
・扱った作品~ダンダリン~(主演:竹内結子)
監督指導業務、安全衛生業務、司法警察業務、労災補償業務がある。専門官だが業務は幅広いので、どんな人でも自分の能力を生かせる!
・労働基準監督官Aは法文系、Bは理工系。以下は法文系についての話。
・今までと異なり、労働局でベルでの採用となったので、全国転勤が当たり前という感じでもなくなったという噂。
・専門試験が教養試験の1.5倍の配点。
・専門試験(択一式)は労働法、労働事情が必須。労働法は特別に勉強する必要があるが簡単。労働事情(賃金構造、労働需要、労働時間・賃金、労使関係)は、過去問と社会政策の労働分野、時事本の労働分野をやる。
・経済の出題が多い。
・専門記述がある(2題中2題回答)。専門記述は一次合格者を対象として、最終合格者の決定に反映。
→労働法(1題)は、出題分野が偏っている。過去問分析が有効。
→労働事情(1題)は、択一対策をしていて論点を掴めれば何か書ける(白書の概要を見ておくと吉)。
→ちなみに記述のレベルは低い(難易度が低いわけではない)と言われている。
・地方上級と併願しやすい試験科目。
・理工系の人にはおすすめ!