「公平に情報を届ける」をテーマに公務員試験合格に役立つ情報を発信していきます
みん公第116回は科目別対策シリーズの第2回、公務員試験の教養試験について知るッ。 オーソドックスな地方上級試験を例に科目別対策を伝授するシリーズの第2回目。 これから公務員試験の勉強を始める人にも分かりやすく、教養試験の全体像を紹介します。 受験生皆が取り組む教養試験は、得点戦略が命!トータルで考えて勉強に取り組みましょう。 次回以降のシリーズでは、個別科目の対策についてさらに掘り下げていきますので、今回もぜひご覧ください!
教養試験は知能科目と知識科目に分かれる。
・国家と都庁、特別区は知能重視。よって、知能科目重視の勉強をしよう。
・地方は知識重視の傾向。知識と知能は半分ずつ出題される。ある程度、幅広い知識が必要とされる。
・各科目のレベルは大学受験+αだが、大学受験のレベルができていれば問題ないし、大学受験よりもテーマを絞って浅く勉強できる。
・+αの筆頭が数的処理で苦手な人が多い。数的処理は出題数が多く、大学受験で攻略できない範囲なので、別途で公務員試験のための勉強が必要。
数的処理・文章理解・社会科学の出題数が多く、地方上級の試験では教養試験出題の約75%を占める。トータルで6割取れればよいので、これらを自力で解ければ合格に近づける!
科目数が多いため計画的に勉強することが重要。
・得点攻略をしっかりと立てて勉強する。全体で何点取れるか。
・知能系は数的処理と文章理解のセットで考える。
・知能系は得意、不得意科目も加味して考える。
科目ごとの伸び方の特性を捉えて着実に勉強しよう。
・知能系は直前期に伸びる。継続することでやっと直前期に伸びてくるイメージ。毎日、一元化がキーワード。
・知識系は比例的に(やればやるだけ)伸びる。暗記中心にテーマを絞る。
公務員試験は総合力、トータルで点数を勝ち取る。全体で6割~6割5分取れるにはどうしたらよいかを考えよう。
→このために一番重要なのは、みんなが落とさない問題は落とさないこと! +αとしては、得点科目で差をつけて、苦手科目は守り抜く。
足切りのある小論文も絶対疎かにしない。公務員試験は筆記軽視の傾向が見られるが、小論文は足切りとして使われ続けているので、絶対ミスしないことが重要!
→勉強の始めから小論文は頭の片隅に置いておこう!